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ツール・ド・おきなわ2013~完走記

公開日: : 最終更新日:2013/12/24 ツール・ド・おきなわ

速報に書いた通り、市民100kmは4時間6分35秒で完走。完走が目的でしたので順位はまったく気になりませんが228位でした。出走者数は455名、完走者数317名、DNF138名。完走率は69.7%。スタート時刻が早まり、制限時刻に余裕があった割りには、前年と比べて完走率がそれほど上がっていないのは不思議な感じがします。考えられるのは今年はかなり暑かったという点です。

2013年 317/445人 69.7%
2012年 264/400人 66.0%
2011年 334/412人 81.0%

スタートまで

予定通り4:30に起き、外に出てみると、やっぱり暑い。レース中は暑さとの戦いになりそうだと思いながらシャワー、着替え等を済ませます。朝食は前日に買っておいた塩にぎりと黒糖カステラ。

目標ラップを決めていなかったので鉛筆なめなめ作ってフレームに張り付けました。やはり川上関門通過は相当厳しそう。昨年のラップを見てもタイムを大きく短縮できそうな区間が見当たりません。

6時過ぎに宿を出発。まだ真っ暗でライトが必要でした。スタート地点へのバスの出発地点であるJALプライベートリゾートオクマには5分ほどで到着。自転車を預けてバスに乗り込みます。徐々に空が白んじてきました。

DSC_0935

バスの中では、眠気と戦いながらコースを確認。昨年何ヵ所もあった工事区間はすべて終わっており、これはプラス要因。7時頃にはスタート地点の奥に到着。数百台ある自転車の中から自分の自転車を探し出すのに少々手間取りました。

スタートまでは3時間。昨年はこの時間、寒くて震えてましたが、今年は風もなく穏やか。共同売店の脇のベンチに陣取りましたが、蚊の襲撃にあい退散。川のほとりに移動してまったりと過ごしました。河原でいびきをかいて寝ている人も。

あんぱんを食べながら、レース前とは思えないのんびりした雰囲気を楽しみます。もちろん、コース上を振り返れば、アップに余念のない本気の人達多数いるのですが。。時々入るアナウンスが河原だと聞こえづらく、8:30頃、再び共同売店へ。日も昇り、蚊の姿は消えていました。しかし暑い。日に当たるとじっとしていても汗ばむほど。

お隣にいらした静岡からの方とおしゃべりをしたりしつつ、ひたすら待ちます。9時前後だったでしょうか。急に運営側が慌ただしくなり、少ししてから白バイが。それからほどなくチャンピオンレースの逃げている数名の選手が通過していきました。早くスタートできるかも。期待に胸が膨らみます。集団も通過していきます。

「スタート時刻が早まることになりそうです。」とアナウンス。どのぐらい早まるのか。本部とやり取りして決まったスタート時刻は9:35。なんと予定の10時から25分も早まりました。これで機材・体調にトラブルが起こらなければ、完走は確実です。

ライトなどレースに不要なものを自転車から取り外して名護行きのトラックに預け、列に並びます。並びはゼッケン順ということになっていますが、先頭の方以外は適当。片側一車線しか使えませんので、路上に出れない選手も多数いますが、自分は路上の列の後ろの方へ移動しました。スタート時刻は刻々と迫ってきますが、スタートする雰囲気はなく、クリートもはめずにいると。。

DSC_0938

スタート~与那

区間距離:22km、累計距離:22km
9:35。前触れもなく号砲。そういえば昨年も突然のスタートだったのを忘れていました。慌て気味にクリートをはめて走り出します。Speedplayに変えてから間もないため、左足のクリートがすぐにはまってくれるか心配だったのですが幸先良くスムーズにはまりました。

混雑する中、道路の右側を走り、スタート地点を通過したのは45秒後。脚に負担をかけないよう、ケイデンス90ぐらいを目安で。すぐに4kmほどの登りなので心拍はどんどん上昇していき、3分経過した頃には160超え。ピークに達する頃には、170近くまで上昇し、このままではもたないかも、下げないとと思いながら下りへ。昨年はピークの手前で既に140kmの集団に抜かされていましたが、今年は早くスタートできたせいか、ほぼ100kmの選手だけ。余裕をもって下ることができました。

下りで140位まで下がるものの、平坦区間に入って踏み始めると再び上昇して160超に。トレインを乗り換えながら前へ急ぎます。スタートは前倒しになりましたが、予定通りのスタートでも完走できるタイムを目標としたためです。一方、スタートが早まったことで、完走だけを考えれば余裕がありますので、前半突っ込んで後半へばってしまっても完走だけはできるという算段もありました。

これまで参加したレースではうまくトレインに乗れずに、ほぼ単独走になってしまうことが多かったのですが、今回は、それなりにうまくいきました。トレインの速度が落ちると、その先のトレインに乗るために単独でペースを上げたのを繰り返したのはまずかったかなとは思います。速いトレインが来るのを我慢して待っていればよかったかもしれません。

なかなかよい調子だと思いながら与那の交差点へ。しかし、タイムは42分00秒と目標から2分遅れ。ポイントが分からず交差点を曲がってからボタンを押したので実際はもう少し早かったですが、数秒ですから誤差の範囲。

与那~普久川ダム前

区間距離:11.7km 累計距離:33.7km
登りに入った所で、トレインから抜け出します。登る距離は8kmほど。極端に勾配がきつい箇所はありません。急な所で10%ほど。休むダンシングなども混ぜながら淡々と走ります。100kmの選手をポロポロとパスしていきますが、後ろからくる140kmの選手とはまるでスピードが違い、見送るだけです。力強く登っていく姿に、一瞬、レースに参加していることを忘れて見入ってしまうことも。

この登りで本日の最大心拍174を記録。脚はまだまた大丈夫。カーブが続く下りを慎重に走って普久川ダム前の関門を通過。区間タイムは31分18秒。目標は35分でしたから、与那までの遅れを取り戻しました。しかし、ほぼオンタイムのため気を抜けません。

普久川ダム前~宮城

区間距離:27.3km 累計距離:61km
普久川ダム前の関門を過ぎてすぐの補給所は、まだ半分以上残っていたのでパス。今回は、ダブルボトルで走りました。1本は、VAAMに約500kcal相当のマルトデキストリンを溶かしこんだもの。味が変わりすぎてまずかった。。もう1本には水を。体にかけたり、口の中をさっぱりさせたい時用に。

少し下るとまた登りに。登っている感じはあまりしないのですが(記憶にないだけかも)8kmほどと結構な距離があります。その後は、アップダウンを繰り返しながら下っていく区間。1人で走っていると、下りで140kmの外人が、追い抜きざまに「カモーン!」と誘ってくれますが、体重差がありすぎて、こっちが必死に漕いでも離れる一方。もちろん脚力の違いもあると思いますが。。

そうこうしているうちに宮城の関門を通過。区間タイムは1時間18秒。目標の55分とは程遠く、この先どこかで巻き返せるのだろうかと考えながらも諦めるにはまだ早い。脚はまだ売り切れていないし、残り50km足らず。気力もあります。

宮城~安部

区間距離:22.1km 累計距離:83.1km
この区間もアップダウンの連続。慶佐次の補給所が見えてたので、まずいVAAMはエネルギー補給のために何とか飲み干してから捨て、スポーツドリンクを受け取ります。

この辺りまでくると段々と顔ぶれが変わらなくなってきます。平坦な箇所ではトレインになりますが、登りでばらけて、下りでもばらけて、平坦な箇所になってしばらくするとまたトレインにという感じ。

区間終盤の登り、段々と登れなくなってきて、ダンシングで登りきろうとした所で、突然、左内転筋が攣りそうに。電解質タブレットを舐めていなします。スタートから3時間が経ち、脚に疲れを感じるようになってきました。

安部の関門までは52分19秒。目標は50分だったのでさらに遅れました。登りだけでなく平地の巡航速度も落ちてきています。

安部~川上

区間距離:17.5km 累計距離:100.6km
スピードが落ち、抜かれることが多くなってきました。時折通り過ぎるトレインにもほとんど対応できません。スピード控えめなトレインに乗りこんでしばらく脚の回復を待ちます。落ち着いた所で抜けだして単独走に。ちょっと活力が戻った気がしますが、自力ではいかんともしがたい。いくらか向かい風だったのもあるとは思いますが、巡航速度は27km/hを割ってしまっています。

大浦の手前で140kmの選手に1人、2人とばらけた感じで抜かれます。1人は見慣れたOSJ材木座のジャージ。OSJ社長の滝川さんでした(直接は存じ上げません)。部門が違うため、ぴったりひっつくのは憚られます。付かず離れずな感じで少し距離を置いて目標にさせてもらうと、何とか30km/hを超えるスピードまで復活。

大浦湾を右折して、羽地ダムへの大きな登り。昨年は壁に見えましたが今年は脅威には感じません。距離は短いので我慢していれば終わります。このまま滝川さんに付いていければ間に合うかもと、ダンシングした瞬間に今度は完全に左内転筋が攣ってしまい、スピードダウン。攣撃が収まるのを待ちながらゆっくり進んでいる間に再び一人旅に。

ここで、私のレースは終わりました。もうどうあがいても予定通りの10時スタートだったら川上の関門でDNFです。腕、肩の疲れからくる痛みもひどく、あとは、落車しないよう慎重に残りの距離をこなすだけ。

川上の関門までは目標40分に対して42分8秒。昨年は通過できなかった最終関門を超えられたのは嬉しいですが、タイムを考えると両手を挙げては喜べません。

川上~ゴール

区間距離:7.1km 累計距離:107.7km
残り7km。市街地を通り抜けていきます。もう完走できるのは確実と思ったら、早くゴールしたいと思いながらも、さらにペースが落ちました。これまでの行程を振り返りながらサイクリングペースで走ります。前半突っ込んたのは、敢えてやってみたことですが、最後まで走りきる力は全然ありませんでした。中途半端な練習で完走できるほどツール・ド・おきなわは甘くない。

残り距離の表示が5km、4km、3kmと減っていくのを見るのが嬉しい。残り1kmを切って、高校時代の友人が見に来てくれているかもとペースを上げてフィニッシュ。

ゴール後

チップを返却後、コーラを求めてウロウロしますがどこも売り切れ。みんな考えることは同じですね。さきほどの友人と会えたので少し立ち話した後、体育館へ。シャワーを浴びたりして15時前。パーティーは16時から。完走証もまだ受け取れそうにないので郵送(200円)にしてもらい、会場を後にしました。

途中、急に空腹感を覚えて、道の駅許田に立ち寄り、ステーキ定食。ライスにのっていたにんにく味噌みたいなものが美味しかった。しかし、ライスが大盛りすぎてかなりお腹が膨れました。でも、負けずにジェラートもミニサイズで。まだ時間がありそうだったので、恩納のお菓子御殿へ。出来立ての紅芋タルトが実においしいのです。

DSC_0943

レンタカーを返却して、那覇空港に着いたのは19:15頃。ミニサイズの沖縄そばでシメ。前の便が50分遅れていて、自分の便も遅延かと思いきや5分遅れで済みました。搭乗まではANAラウンジで。機内ではぐっすり。昼間の悪天候の影響で羽田の滑走路が混雑しているとかで、なかなか着陸できず、飛行機から降りれたのは定刻から40分遅れの23:45頃。これには参りました。

あとは、車で帰るだけです。横浜方面の高速に乗りたいのに、間違えて千葉方面の357号線に入ってしまい、大井埠頭でUターン。疲れていたのか寝ぼけていたのか。。高速に復帰してからは順調で、1時前には自宅に到着しました。

今回の沖縄滞在時間は36時間。短いようで充実していたツール・ド・おきなわ1泊2日の旅は終わりました。悪臭を放っていたヘルメットを重曹につけ置きして就寝。

タイム比較

目標と実績(LAP)
関門 目標 実績 差異
与那 40:00 42:45 +2:45
普久川ダム前 35:00 31:18 -3:48
宮城 55:00 1:00:18 +5:18
安部 50:00 52:19 +2:19
川上 40:00 42:08 +2:08
ゴール 20:00 17:47 -2:13
4:00:00 4:06:35 +6:35

10時スタートだとキーとなる川上関門は、3時間40分で通過が必要。目標は川上関門でちょうど3時間40分になるように決めています。トータルでは6分35秒オーバーですが、川上関門までだと8分48秒オーバー。川上までの関門ごとのラップを見ると目標を上回れたのが、与那~普久川ダム前の1区間だけですから、全般的に力が不足しているということが分かります。

他の参加者の方と比べた場合、登りはそこそこですが、下りが圧倒的に弱いということを痛切に感じました。下りの上達がタイム短縮に有効だとは思いますが、恐怖感が先に出てしまいます。どうにか克服するか、下りがあるロードレースは潔く諦めるかという所だと感じています。

前年比較(LAP)
関門 2013 2012 差異
与那 42:45 41:45 +1:00
普久川ダム前 31:18 32:07 -0:49
宮城 1:00:18 58:08 +2:10
安部 52:19 54:19 -2:00
川上 42:08 43:22 -1:14
累計 3:48:48 3:49:41 -0:53

昨年は、川上関門でタイムアップになっていますので、川上までの比較です。上手く走れたと思った与那までが昨年より遅いという意外な結果。宮城までも感覚的には今年の方が、しっかり走れたと思っていたのですが、理由が分かりません。登り主体の普久川ダム前まで、川上までは、今年の方が早く、登りはそこそこというのが出ています。

感想

調子のよかったレース序盤では、完走できたら来年はどうしよう、140kmにステップアップするかなどと考えていました。レースが進むにつれ、それが大それた考えだということが分かり、レース後半では、来年はサイクリング部門かなと。この記事を書いている時点でもその考えは変わりません。

来年のエントリーまで10ヶ月ありますので、そのうち心変わりするかもしれません。レースに出る場合は、しっかり準備して望みたいと思います。

Garmin 910XTのデータ

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  • 1970年生。ロードバイクは2010年12月から、ランニングは2012年1月から始めました。2012年初フルサブ4。足踏みしていたサブ3.5は東京マラソン2014でようやく達成。トレイルラン、ウルトラマラソンも走ります。

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